2024年9月の記事一覧
第1回学校説明会を行いました!
9月28日(土)9時30分より、第1回学校説明会が行われました。はじめに、校長先生から、校訓「誠実」に触れつつ、「本校の生徒は、素直でまじめな生徒が多い。挨拶もよくでき、地域からの高い評価もある。中には、毎朝自主的に感謝の気持ちを込めて清掃をしている生徒がいる。ぜひ、皆さんも本校の受検を考えてほしい。」とお話がありました。続いて、生徒会長からあいさつがあり、中3生に激励のメッセージが送られました。その後、部活動紹介の動画視聴、パワーポイントによる学校概要が説明されました。
全体会終了後、部活動見学と個別相談が行われました。個別相談のブースでは、卒業後の進路についてや学校生活についての質問が多く寄せられ、担当の先生からの話を真剣に聞いていました。
また、今回は保護者による相談コーナーを設け、受験で不安を抱える中学生の保護者の方に対して、本校生徒の保護者が体験を語る企画を実施しました。多くの保護者にお話をすることができ、不安解消の一助になったことと思います。
もうすぐ10月。朝晩はだいぶ涼しくなり、秋の訪れを感じさせられます。健康管理に留意して、充実した日々を過ごしてください。
交通安全指導・朝の挨拶運動をしています!
9月24日(火)より、9月30日(月)まで、学校近辺の交差点で、本校の職員による交通安全指導を行っています。また本日は、正門付近では、週のはじめということもあり、定例の生徒会による朝のあいさつ運動が行われました。
本校の多くの生徒は、自転車で通学していますが、交通マナーの向上に関するご要望のお電話をいただくこともあり、全職員で指導にあたっています。生徒の「いのち」を守るために、今後とも、指導を続けてまいります。
生徒会の生徒は、一人ひとりに丁寧に挨拶をしています。挨拶という漢字は、「挨く」(たたく)、「拶く」(ひらく)とも読みます。つまり、相手の心の扉をたたいて、相手の心を開くということなのです。
かつて勤務した学校の同僚の先生からこんな話を聞いたことがあります。ある朝、一人暮らしをしていたお年寄りが、生きる意味を見失い、川べりで命を絶とうとしていました。そこに、高校生が通りかかり、「おはようございます!」と挨拶をしました。その老人は、「自分の存在を認めてくれる人がいる」ことに感激し、生きる希望が湧いてきたとのことです。その感謝の気持ちがお礼状として学校に送られてきたそうです。
上尾南高校の生徒は、よく挨拶をしています。よりよい人間関係を築くための挨拶の意義を見つめなおしたいものですね。
研究授業を行いました!
9月19日(木)、本年度新規採用教員として着任された先生方による研究授業が行われました。該当教科の先生方以外にも、多くの先生方が参観していました。
1時間目は、3年生の体育で行われました。バスケットボールの技術を向上させるために、上半身、下半身、手首の使い方について学んだあと、グルーブで教え合い、シュートの技術を向上させようとするものです。ジグソー活動を取り入れた、活発な授業が展開され、生き生きと教え合いながら、技術の向上に努める姿が印象的でした。
2時間目は、同じくジグソー活動を取り入れた研究授業が1年生の数学Ⅰで行われました。「2次関数とそのグラフ」の単元で、2次関数の頂点と軸はそれぞれどうなるかというテーマで学習が進められました。それぞれ問題を解き、グルーブ内で共有し、協力して解答をつくり上げていく姿が印象的でした。
授業終了後は、授業の進め方等について、先生方が活発に意見交換をしており、授業にかける思いがひしひしと伝わってきました。
私はもともと国語を担当していましたが、20代の時に、当時国語のカリスマと生徒に慕われていた先輩の先生に、「わたしは自分の授業に100点をつけたことがないんです。なぜなら、そこで成長が止まるから・・・」と言われました。非のうちどころのない素晴らしい授業をされている先生に言われたこの言葉を大切に、必死に授業研究をしていたことなどを思い出しました。
確かな学力を身に付けさせる授業のあり方について、今後も研究を進めてまいります。
今日の上南です! 感動編⑥
9月18日も最高気温が35度を超え、猛暑日となりました。しかし、季節は確実に進行しています。本校の自転車置き場近くのフェンスには彼岸花(別名「曼殊沙華」読みは「まんじゅしゃげ」です)の芽と花のつぼみを発見しました。週末には、気温が下がるようです。暑さとの付き合いも、出口が見えてきましたね。
さて、今朝、本校に通う生徒のおばあ様からお電話がありました。文化祭の一般公開を見学中、おじい様が体調不良を訴えられました。3年生の生徒がすぐに気づき、椅子を廊下に持って来てくれ、「おかけ下さい。」と笑顔で優しく声を掛けてくれたそうです。さらに、別の数名の生徒は、一緒に見学に来ていた家族の分の椅子を用意してくれ、「ご家族の皆さんもおかけください。」と伝えてくれました。しばらく休むと、体調は回復したようです。生徒たちの優しい気遣いに感動し、お礼を伝えたいとご連絡をいただきました。素晴らしい生徒を育成している上尾南高校の教育活動にお褒めの言葉をいただき、大変励みになりました。
先日、敬老会の様子をご紹介しましたが、私は滝のような汗を流し、準備をしていました。すると、2年生の生徒が、「先生、脱水症には気を付けてくださいね!」と冷たい飲み物を差し入れてくれたのです。話をしたこともない私に、優しい心遣いをしてもらい、涙が出そうになりました。
上尾南高校の生徒の持つ「人間力」の素晴らしさに、改めて気づかされました。
今日は何の日?
9月17日は何の日でしょうか?
写真をご覧ください。「中秋の名月」。正解です。旧暦8月15日の夜に、お団子や秋の七草などを月にお供えして、収穫への感謝や豊作を祈る行事です。お月見は平安時代から続いている行事のようですが、職員室から見える月も雲の間から美しい姿を見せてくれました。
そして、もう1つ。企業による選考開始及び採用内定開始日。本来は9月16日ですが、昨日は祝日だったので、実際は今日からの企業が多かったようです。本校の生徒も20名弱の生徒が就職試験を受けますが、実力を発揮し、「内定」することを願うばかりです。3年生の健闘を、美しい月に祈らずにはいられませんでした。頑張れ!上南生!