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今日の上南です! 感動編⑥
9月18日も最高気温が35度を超え、猛暑日となりました。しかし、季節は確実に進行しています。本校の自転車置き場近くのフェンスには彼岸花(別名「曼殊沙華」読みは「まんじゅしゃげ」です)の芽と花のつぼみを発見しました。週末には、気温が下がるようです。暑さとの付き合いも、出口が見えてきましたね。
さて、今朝、本校に通う生徒のおばあ様からお電話がありました。文化祭の一般公開を見学中、おじい様が体調不良を訴えられました。3年生の生徒がすぐに気づき、椅子を廊下に持って来てくれ、「おかけ下さい。」と笑顔で優しく声を掛けてくれたそうです。さらに、別の数名の生徒は、一緒に見学に来ていた家族の分の椅子を用意してくれ、「ご家族の皆さんもおかけください。」と伝えてくれました。しばらく休むと、体調は回復したようです。生徒たちの優しい気遣いに感動し、お礼を伝えたいとご連絡をいただきました。素晴らしい生徒を育成している上尾南高校の教育活動にお褒めの言葉をいただき、大変励みになりました。
先日、敬老会の様子をご紹介しましたが、私は滝のような汗を流し、準備をしていました。すると、2年生の生徒が、「先生、脱水症には気を付けてくださいね!」と冷たい飲み物を差し入れてくれたのです。話をしたこともない私に、優しい心遣いをしてもらい、涙が出そうになりました。
上尾南高校の生徒の持つ「人間力」の素晴らしさに、改めて気づかされました。
今日は何の日?
9月17日は何の日でしょうか?
写真をご覧ください。「中秋の名月」。正解です。旧暦8月15日の夜に、お団子や秋の七草などを月にお供えして、収穫への感謝や豊作を祈る行事です。お月見は平安時代から続いている行事のようですが、職員室から見える月も雲の間から美しい姿を見せてくれました。
そして、もう1つ。企業による選考開始及び採用内定開始日。本来は9月16日ですが、昨日は祝日だったので、実際は今日からの企業が多かったようです。本校の生徒も20名弱の生徒が就職試験を受けますが、実力を発揮し、「内定」することを願うばかりです。3年生の健闘を、美しい月に祈らずにはいられませんでした。頑張れ!上南生!
敬老祝賀会に参加しました!
9月14日(土)、本校食堂において、中新井自治会敬老祝賀会が行われました。
祝賀会の中で自治会長より、「自治会が主催する行事に高校と連携できる恵まれた環境である。今後もよりいっそう連携を深めたい。」とお話がありました。また、校長からも、大谷小学校の水泳ボランティアの活動を紹介しつつ、「地域の方々からのあたたかい支援に感謝をしている。今後とも、地域に愛される学校づくりをしていきたい。」とありました。
箏曲部は、「海の見える街」などを演奏しました。琴の美しい調べに引き込まれました。音楽部は、「ふるさと」などの合唱曲を披露しました。懐かしい曲を聞き、歌詞を口ずさんでいる方も多くいらっしゃいました。ダンス部は、音楽に合わせた軽快な動きを見て、拍手や歓声があがりました。吹奏楽部は、「マツケンサンバ」などを演奏しました。リズムを取りながら楽しみ、会場に一体感が生まれました。
また、自治会の方のマジック話芸、民謡(安来節)、獅子舞が披露され、楽しいひとときを過ごすことができました。
敬老の日は、1966年に制定されました。諸外国でも、敬老の日に似たものがあるようで、韓国では、10月2日に「老人の日」、アメリカでは、9月の第2日曜日に「祖父母の日」があります。
敬老とは、文字どおり老人を敬うこと。長い年月を生きてきたということは、それだけでも大変なことです。私は、祖父母から、空襲の体験や長崎の原爆を見た体験談、満州から引き揚げてきた壮絶な体験など、歴史の教科書で登場するようなことを聞き、生きていることへの感謝を感じることもありました。ぜひ、みなさんもお話をいろいろとしてみてくださいね。
今日の上南です! 感動編⑤
1学期に、3年生の女子生徒が、始業前に自主的に掃除をしている姿を紹介しましたが、現在も毎日続けられています。
2人の生徒に、掃除を始めたきっかけを聞いたところ、「分校の生徒が私たちのフロアーの掃除を熱心にしてくれている。その恩返しの気持ちを込めて掃除をしている。南高・分校の生徒が、美しい環境で気持ち良く登校してほしいと思っている。卒業まで継続させたい。」と話していました。
自分の時間を他人のために使うことは、なかなかできることではありません。今朝、2人の姿を見て、朝から爽やかな気持ちになりました。
「気づく力」は社会に出てから、とても大切な力です。給湯室の流しが汚れていたら拭く、共用スペースの掃除を自主的にするなど、本校の先生の中にも、同じような方がいらっしゃいます。
2人の将来を考えると、きっと素敵に輝くのだろうと思わずにはいられませんでした!
文化祭 クロージングセレモニーが行われました!
9月10日(火)、文化祭片付けとクロージングセレモニーが行われました。
最初にクラス企画賞の結果が発表されました。1位は3年3組、2位は2年6組、3位は2年5組でした。表彰式では、クラス代表の生徒が嬉しそうに賞状とメダルなどを受け取っていました。
校長先生からは、「入場者も約1000人で、コロナ前にほぼ戻った。クラスや部活動の発表では、日頃の努力が実ったように感じられ、まさに『継続は力なり』の言葉どおりであった。あるクラスでは、1日目に食品販売の商品が届かなかったが、2日目にそのクラスを助けようと長蛇の列ができた。南高生の優しい一面が垣間見られた。『行事は人をつくる』とよく言われているが、皆さんも立派に成長した。自分自身にメダルをかけてほしい。」とお話がありました。
また、生徒会や実行委員長からは、「今回の文化祭は大変盛り上がった。企画もいろいろと工夫して行った。2年生はしっかりとバトンを受け取ってほしい!」とエールが送られました。
行事を通して、生徒一人ひとりの成長を実感した南高祭でした。次年度は、さらに素敵な南高祭にしたいものですね。
また、二者面談も始まりました。新学期もスタートし、心配なことがあれば遠慮なく、担任の先生に相談をしてください。まだまだ暑い日々が続きますが、「実りの秋」はもうすぐ目の前です。皆さんの「実り」を期待しています。