校長 秋元 俊一

  

 

「誠実」に、「自分らしく」 、「一人一人が輝く」 学校

 令和6年度

本校は、まもなく誕生から半世紀を迎える48年目の歴史と伝統を誇る学校です。上尾市とさいたま市との境に立地し、緑豊かな環境に恵まれ、地域と連携した教育活動を展開し、地域から愛される学校として成長しています。約14,000人の卒業生は、上尾市周辺を中心とし、地域社会を支える人材として活躍しています。

本校の校訓「誠実」のもと、目指す学校像を「自分らしく未来に生きる力を育てる一人一人が輝く学校」としています。個々の生徒を大切にすることを一層重視し、生徒の能力を引き出し、夢の実現を目指してまいります。

私たちは、「チームあげなん」で結束します。困った時、挫けそうになった時、一人で悩むのではなく、相談に乗ってくれる仲間や先生たちがいます。充実した高校生活を送り、一人一人がなりたい自分を探していく。その夢を叶え、羽ばたいていくことができるのが、上尾南高校です。

保護者の皆様、地域の皆様、卒業生の皆様の御支援、御協力を賜りながら、教職員が一丸となって教育活動を行ってまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

 

第17代校長  秋元 俊一  

校長室たより

校長室たより

2学期が始まりました

台風第10号が去った後、2学期再開に合わせるように暑さが戻ってきました。まだまだ気温の高い日が続くようですが、2学期は今週末の文化祭を皮切りに、大きな行事が計画されています。また、3年生にとっては、進路を決定する大切な時期となります。生徒の皆さん、充実した日々を迎えられるよう頑張ってください。また、保護者の皆さんをはじめ、学校関係者の皆さん、引き続き、本校をよろしくお願い申し上げます。

 

【始業式講話】

夏休みを終えて、こうして皆さんと再会できたことを嬉しく思います。

さて、1学期終業式に、私は「地域の探究」をしましょうと話しました。その中で、私たち職員が、学校の隣のアマゾンの倉庫に研修に行く話をしましたが、先週、実際に見学させてもらいました。

 倉庫の中は、お客様から注文を受けた品物を安全・正確に、そして、迅速に配送トラックに乗せるまでの工夫が散りばめられていました。品物を保管する棚への収納や段ボールに入れる作業は人が行いますが、棚から作業する人までの運搬は,AIでコントロールされたロボットが行います。あの倉庫の中を、アマゾン・ロボティクスと呼ばれるルンバみたいなたくさんの機械が、自分の上に2mくらいに荷物を積み上げて、縦横無尽に動いています。動く場所・止まる場所が床にある2次元読み取りコードで決まっており、ぶつかることはない。上からその動きを見させてもらいましたが、圧巻でした。

また、棚からの品物の取り出し等も、作業をする人に光で場所が指示され、配送物を画像で確認するようになっており、梱包ミスをしないような工夫がされています。さらに、従業員のために、仕事で集中力を維持できるような工夫や安全対策が、数多く施されていました。今回の訪問で、物品輸送の技術的な方策だけではなく、従業員を思う企業の姿勢等、たくさん勉強させてもらいました。地元の中学校に対しては、職業体験も受け入れているとのことです。今回の研修の様子は、すでに、教頭先生がHPに当日の様子を載せてくれていますので、後で見てみてください。

 皆さんの夏はどうでしたか。私の知る限りでは、猛暑の中、大会・コンクールで良い結果を出すために部活動に頑張った人、学校で募集したものをはじめ、ボランティア活動に協力してくれた人、垂れ幕の作成など、文化祭の準備に励んだ人、希望する進路実現のために学校訪問、いろいろ頑張っていましたね。その頑張りに対して、自分自身でメダルをかけてあげてください。

 さて、パリオリンピックでは、日本選手の活躍が目覚ましく、選手たちの様子は、私たちに感動と勇気を与えてくれました。そして、試合終了後には、選手へのインタビューがあり、4年をかけてのオリンピックへの道、苦しかった思いが詰まったコメントは、印象に残りました。中でも、競泳女子100mバタフライで出場した池江璃花子さんのコメントが、私は頭から離れません。

白血病を患った後、復活した池江さんを知らない人はいないでしょう。その池江さんが準決勝で敗退した後のコメントです。「今のレースは・・・(無言)。頑張ってきたこと、正直、無駄だったのかなって。そういうレースでした。」テレビの前で、私は「そんなことないよ。よくやったよ。」と、思わず口にしてしまいました。

 池江さんはその後、「最後は勝負の世界なので、勝てなきゃ意味ないですし、本当に。自分の力を出し切れずに終わったし、また4年後リベンジしに帰ってきたい。」と決意を表してくれました。このコメントで、私は池江さんを一層応援したいという気持ちになりました。

 努力は必ず報われるとは言いません。皆さんにとっても、この夏の大会やコンクールが良い結果になったとは限りません。しかし、そのために努力したことは、とても価値があり、美しいものです。結果が出せなくても、技術のアップはもちろん、心は大きく成長しています。また、真摯に物事に向き合い、頑張ったその姿は、周りに感動を与えるので、フォローする人が必ず現れます。私の人生経験上、これは間違いありません。力強い味方になります。

 肝心なことは、「中途半端な気持ちではなく、本気になって取り組むこと。」です。2学期は、授業・部活動・学校行事等に真剣に取り組む中で、まずは何か一つ、しっかりと計画を立て、逃げてしまうことなく頑張りきって欲しいです。特に、3年生は、希望する進路を実現するために、負けられないレースが始まります。応援しています。

 頑張りきるということでは、皆さんが毎日取り組んでいる「朝活」があります。たまに廊下を歩いて取組の様子を見させてもらっています。1学期にアンケートに協力してもらいました。その結果、約8割の人が朝活をうまく活用できていると回答してくれました(まあまあも含む)。朝活にはいろいろな意味があります。早く登校して余裕を持って行動する。1日の始まりにあたり、心を整える。授業の予習復習をして、その日の授業に備える。読書をして心を豊かにする。自ら取り組むことで主体性を身に付ける。などなど。

 上尾南高校で「朝活」の取組を行っているのは、知識を蓄えて学力を上げて欲しいということだけはありません。むしろ、卒業した後に役に立つ力・社会で通用する力(例えば、自ら課題を見つけ、課題を解決していく力)を育成して欲しいというものです。認知能力だけでなく、自主性・持続力・課題解決力といった非認知能力もつけてください。「継続は力なり」です。 きちんと取り組めている人は、自信を持ってください。一方で、取組が疎かになっていると心当たりのある人たちは、2学期は見直しましょう。

 それでは、皆さんにとって2学期が満足のいくものになることを願っています。

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1学期終業式

梅雨明けとなり、猛暑到来の中、本日の7月19日(金)、終業式を行い、1学期を終了することができました。学期間の本校の教育活動に対し、保護者や地域の方、多くの関係者に多大なるご協力・ご支援をいただき、誠にありがとうございました。

学校は9月1日(日)まで夏休みとなります。その間、部活動の大会やコンクール等に向けての練習、2学期当初に行われる文化祭の準備等、生徒の活動は続いていきますので、引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

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【終業式校長講話】

今日は、明日からの夏休み、「いろいろ考えながら過ごしてみませんか。」という提案をします。テーマは、「地域探究」です。

 本校のグラウンド脇にもある送電線。皆さんが小さい頃、送電線を辿っていくと、どこに行くのか。行ってみたいと思った記憶はありませんか。 今となっては、どこまで繋がっているのか、考えればわかるので実行しようとは思いません。ただし、今回、上尾南高校のそばを流れている鴨川で同じようなことを考えました。鴨川の源流ってどこだろう。さすがに荒川では大変なので、鴨川くらいなら調べられるかな。グーグルマップで見てみると、どうやら桶川市内らしい。それなら私でもできる。この夏、地図をたよりに自分の足で源流を調べてみたいと思いました。実際に歩いてみると、川の周りの環境、水質、地形など、知らず知らずのうちに、考えを広げていくことができるでしょう。地域探究って、こんな些細なことで構いません。

 ちなみに、私たち教員も地域探究をします。8月に、本校の隣にあるアマゾンの倉庫を探訪します。ネットでポチっと注文すれば、翌日には品物が届く物流業界の倉庫の中の仕組みを見せてもらい、今後の進路指導や授業に生かしていく予定です。

 次は、今年の夏の世界のスポーツイベント。オリンピック・パラリンピックです。オリンピックの開会式は1週間後の7月26日(金)です。皆さんも今からワクワクしていることでしょう。このオリンピックには、上尾市ゆかりの選手が多数参加します。上尾上平中学校の出身で、自転車トラック競技に出場する「太田りゆ」選手。上尾東中学校の出身で、陸上の競歩、男女混合リレーと20キロに出場する「岡田久美子」選手。女子バレーボールでは、Vリーグで活躍する埼玉上尾メディックスから「岩崎こよみ」選手と「山岸あかね」選手。

 戸田市まで拡げると、女子の体操で、皆さんと同世代の高校2年生、岸里奈選手の活躍が期待されています。それぞれ、どんな競技なのか、どんな経歴の人なのか、調べて、実際に観戦すると楽しいでしょうし、応援にも熱が入るはずです。本校の図書館には、埼玉県ゆかりの選手が紹介されていましたから、そちらも見に行って研究してみてください。

 続いて、「〇〇〇〇」というマンガ家。テレビアニメにもなっている「〇〇〇〇」の作者です。私はこのアニメを知りませんでしたが、皆さんはいかがですか。〇〇〇〇さんは、上尾市出身です。さらに付け加えると、上尾南高校を卒業した先輩です。皆さんに凄い先輩がいることがわかりました。私はこの夏読む予定の本の中に、この「〇〇〇〇」が加わりました。まだ読んでいない人は、本校卒業生がどんな作品を書いているのか一緒に探究しましょう。

 次は、埼玉の偉人の話。埼玉県の偉人、今年の第一人者は渋沢栄一ですね。7月3日に発行された新1万円札、もう手に取って見ましたか。 「近代日本経済の父」と称される渋沢栄一、その功績は著しく、500もの会社を設立し、自分の利益のみを求めるのではなく、公共の利益を追求することで、皆が幸せになり、国が豊かになると考え、実践しました。

 その考えの根底に、「忠恕」の心があります。この「忠恕」とは、「自分の良心に忠実である。他人に対して真心や思いやりがある。」という意味です。ところで、3年生の皆さん、進路の面接で「あなたの学校の校訓は何ですか。」と聞かれても、大丈夫ですか。正門を入って、校舎の前の石に書かれています。「誠実」。「誠実」とは、「偽りがなく,まじめなこと。真心が感じられる。心がこもっていること。」「誠実」と「忠恕」は、意味が似ていますね。1万円札の渋沢栄一と上尾南高校の校訓が繋がっていると思うと、気持ちがそわそわします。皆さんがいつまでも、誠実な心、忠恕の心をもっていて欲しいと願っています。この夏、渋沢栄一について調べて、理解を深めてもいいのではないのでしょうか。

 何を探究するかは、皆さんの興味次第。面白いと思って調べ始めると、気持ちがワクワクし、知る喜びを感じることができます。また、数学の問題が解けた時のように、わかる喜びを得られ、自信になります。また、地域のことを知れば、これからの生活に役立てることができるでしょう。面白がることは、学びの、そして生きる原動力となりますので、夏休み、関心を持ったことの探究を深めてみてください。

それでは、明日から始まる夏休み、事故や健康に気を付けて、命を大切に過ごしてください。3年生の皆さんは、夏休みに、進路活動が本格化します。長いようで短い夏休み、何をやるのかしっかりと目標を立てて取り組んで欲しいものです。応援していますので、頑張ってください。それでは、2学期に、先生方と、そして、友達と笑顔で再開しましょう。

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【野球部】夏の甲子園 埼玉県予選

本校野球部がどちらが勝つのか全く予想のできない息詰まる投手戦を制して、2対1のサヨナラ勝ちで初戦を突破しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

両チームとも一つ一つの動きを見ていると、少ない人数ながら毎日練習して鍛えられていることがよくわかり、好プレーが随所に見られた試合でした。こうした試合展開の中、お互いに3塁までランナーを進めるも、ホームベースが遠かったこと。チャンスは蓮田松韻高校の方が多かったと思います。しかし、よく我慢しました。小石原投手の150球という球数が、辛抱の連続であったことを物語っています。9回の攻防は見事でした。9回表の1死満塁のピンチを投手ゴロの併殺打でしのいだ後、同じ展開で満塁としてのサヨナラ勝ち。日頃から生徒たちが規律正しく学校生活を過ごしている雰囲気の影響が大きいのでしょうか。今日の試合からも改めて我慢強い生徒たちだなあと感じました。

 

 

 

 

 

 

 また、裏話になりますが、生徒たちは大会に向けて、毎日、グラウンドで大きな声で校歌を歌う練習をしていました。その声は、校長室までもよく聞こえていました。シード校ですら初戦で負けてしまうチームがある中、試合に勝ち、球場で校歌を歌うことができて本当に良かったです。

   

 

 

 

 

 

私は 試合後の父母会長さんの一言、「試合に勝ったので、少なくとも次の試合までは父母会長を続けさせてもらえる。」が、とても印象に残っています。私がまだ一教員として部活動を指導していた時、3年生の最後の大会で、生徒たちは「仲間と1日でも長く同じチームで過ごしていたい。」と話していたし、私は生徒たちに「1試合でも多く試合を楽しんで欲しい。」と思っていました。こうした思いは、生徒も教員も保護者も皆同じです。毎日、子どもたちの面倒を見て、その活躍を一緒に夢見ている保護者の思いはなおさらでしょう。生徒たちに、子供たちに感謝したいです。

 

 

 

 

 

 

野球部の皆さん、次の試合も健闘を期待しています。

 

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教育実習に思うこと

今年の教育実習、本校の卒業生5人がやってきた。教科は、国語、数学、英語、保健体育とバラエティに富んで、それぞれの持ち味を出し、実習を頑張っていた。

国語の研究授業では、きちんと下調べをして、教科書にはない資料を提示して授業に臨み、頼もしい様子を伺うことができた。

保健体育の水泳の授業では、プールでの泳ぎが終わった後、生徒が着替えて整列した場面の出来事。実習生が最後の講評を話した後、生徒たちから拍手で努力を称えられた。さらに、授業終了後に、何人かの生徒から握手を求められていた。教育実習に真摯に取り組んだことが、こうした生徒の評価に繋がったのであろう。

教育実習生が本校の先輩として、後輩たちに立派な姿を示してくれた。7月最初の週末には教員採用試験が行われる。試験でもベストを尽くして頑張って欲しい。

 

教員希望者が減っていると言われているが、本校では、教育実習に来る生徒も教員を志望する生徒も増加傾向にあると感じている。本校の校風がこうした結果を生み出しているとも思うが、これからの時代を背負う生徒たちに、私たち教員が、見本となっていかなくてはならない。

 私事であるが、今から40年近く前、幸いにも母校で教育実習を行うことができた。高校時代の担任でもあり教科担当でもある恩師に実習のご指導をいただいた。恩師はまだ若く、教員となった私たちの一歩先を行く身近な先輩であった。恩師は、その後、管理職となり、県内の複数の高校で校長としてご勤務された。私は・・・・・。知らず知らずのうちに、同じ道を歩んでいた。

 私なんかたいしたことないと思いながら、教員の道を進んできたが、誰かに追いかけられているかもしれないと考えると、たゆまぬ努力を続けていかなくてはならない重責を感じた。

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インターハイ予選【バスケ】

インターハイの南部地区予選、ゴールデンウィークに行われた前回の関東大会予選。バスケットボール部が男女ともに、1・2回戦を勝ち上がり、2大会連続で県大会に向けての代表決定戦に進出しました。その代表決定戦はホームゲームとなり、上尾南高校で行わました。本校の生徒・職員・保護者・卒業生らとともに、試合を観戦しました。

男子の相手は、関東大会予選と同じ大宮北高校。前回の試合は、ほとんどの時間帯をリードしながら、59対60の1点差で敗れており、生徒たちはリベンジマッチに燃えていました。今回は、第1クオーターの立ち上がり、相手にリードされる嫌な展開。しかし、4番・5番の中心選手がドライブシュートと外角シュートできっちりと点を取って追いつき、第1クオーター終了時は29対28。前回と似たような展開となり、緊張感漂います。しかし、第2クオーターでは相手に流れを与えることなく、前半終了時、63対34と一気に畳みかけることができました。後半は点差をやや詰められはしましたが、ゲームをコントロールしながら、93対79で勝利となりました。試合終了後の選手たちの嬉しそうな顔が何よりでした。廊下で会話したキャプテンも県大会に向けての意欲を語ってくれました。県大会でも本校の活躍を期待しています。

 

 

 

 

 

 

続いて行われた女子の試合。相手は、県大会でも上位常連の浦和西高校。立ち上がり、上尾南の選手たちの表情が硬く、緊張がありありとわかり、流れを奪われてしまいます。1対1を仕掛けたり、セットプレーで攻めたりするものの、最後のシュートを決めきれることができず、厳しい展開。それでも、自分たちの持ち味のスピードあるプレーを見せながら食らいついていきました。結果は37対88で敗退となりましたが、諦めることなく、最後まで頑張りました。一生懸命プレーした選手たちに賛辞を贈ります。応援してくれた人たちに爽やかな印象を与えることができたと思います。お疲れ様でした。

 

 

 

 

 

 

応援していただいた生徒・保護者・卒業生の皆さん、ありがとうございました。

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生徒からのお届け物

1日とっぷりデスクワークの今日、3年生の生徒が校長室に来て、「3時のおやつ」を届けてくれ、思わずほっこりしてしまいました。

家庭総合の時間に作ったという、きなこもちとマドレーヌです。「上手にできました」と話していたとおり、美味しいスイーツでした。楽しい実習の時間だったと思います。3年1組4班の4人のS君、ごちそうさまでした。

 

 

 

 

 

 

さて、生徒の皆さん、今日で中間考査1週間前となりました。週末の時間等、有効に使って、今年度最初の試験に向けて頑張ってください。

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県大会代表決定戦進出

ゴールデンウィーク後半初日、女子バスケットボール部の関東大会南部地区予選、サッカー部のインターハイ南部地区予選を観戦をさせていただきました。両部ともこれまでの練習の成果を発揮し、勝利することができました。時間が被って観戦することができなかった男子バスケットボールも勝利したとのことで、今日は、3つの部活動が県大会出場をかけた代表決定戦に駒を進めることができたハッピーデイでした。次は、いずれも5月5日(日)に試合となります。

【女子バスケットボール部】

対戦相手は栄東高校。部員数はお互い10人程度で、どんな試合展開にあるか、試合前は不安でしたが、危なげなく試合は進み、113-27での勝利でした。試合中、選手が笑顔でプレーでき、ベンチからも大きな声で、応援することができました。収穫ある出来栄えだったと思います。

 

 

 

 

 

 

【サッカー部】

対戦相手は川口北高校。前半10分間は、相手に攻め込まれる場面が多く、上尾南の攻撃も単発で、先行き不安な立ち上がりでした。しかし、先制点を挙げ、その後、同点に追いつかれるものの、以降、得点を積み重ね、最後は6対1で勝利となりました。冬から春休みの強化が実り、新チームの成長を感じることができました。

 

 

 

 

 

 

多くの部活動が一つ一つ勝ち上がることで、学校の雰囲気は明るくなり、活気が出てきます。お互いの活躍が刺激となり、学校の士気が上がります。生徒の皆さん、頑張ってください。

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文化部のステージ発表

ゴールデンウィークさなかの4月28日(日)、午前は、春季演劇祭に参加した演劇部のステージ(会場:さいたま市西部文化センター)、午後は、まるひろ文化祭に参加した音楽部の発表会(会場:丸広百貨店上尾店)を鑑賞させていただきました。

【演劇部】

2・3年生の部員が3人と少人数ですが、日頃から情熱を失うことなく活動しています。今回の作品は、オリジナル台本で、3年生の部員が書いたと話してくれました。「文字数はどのくらい?」と聞いたところ、「少なくても10,000字は下らない。3日で書き上げた。」とのことでした。生徒のエネルギーに感服です。また、終演後、観客の一人が、2年生の部員に学年を尋ね、「2年生でこんなに上手に演技できるんですね。」とびっくりしていました。本校演劇部の演技は評価が高く、私は発表会を毎回楽しみしており、今回も期待を裏切らない作品でした。新入生も加わったので、次回発表に向かって頑張って欲しいです。

【音楽部】

演劇部同様、現在部員数は2年生のみの3人。少人数ながらも、全7曲を堂々と歌い上げてくれました。観客の皆さんにも曲を一緒に口ずさんでいただき、温もりある発表会となりました。生徒たちの様子を定期的に見ていると、上達していくのがよくわかります。コンクールや地域の自治体に招かれての活動など、活躍の場をいただきながら、確実に育っているようです。昨年は、「卒業した3年生に寄り添ってばかりだなあ。」という印象でしたが、曲紹介、たたずまい、声量・声質など、立派になりました。今後の成長を期待します。

また、昨年に引き続き、約40年前のOBの先輩にも、ご来場いただき応援していただきました。ありがとうございました。

 

両部とも、卒業したばかりの卒業生が応援に駆けつけてくれました。身近な先輩の応援は何よりも力になります。高校の部活動、私にとっては、40年以上前のことになりますが、動機や先輩・後輩と励まし合いながら青春の火を燃やせることは何とも素晴らしいことです。部活動で頑張っている生徒の皆さん、仲間とともに、頑張っていってください。

昨今、教員の仕事は大変だと言われていますが、発表を終えた後の生徒の笑顔は、私たちに幸せを与えてくれます。今回も皆いい顔をしていました。高校生のこうした姿を見ることができて、教員冥利に尽きる体験をさせてもらえました。やはり、この仕事はやめられません。生徒の皆さん、ありがとう。

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バドミントン部男子 県ベスト16(関東大会予選)

4月27日(土)、バドミントンの関東大会県予選が行われました。

本校の男子チーム(男子団体)は、南部地区予選を準優勝で勝ち上がり、県大会に挑みました。バドミントンの団体戦は3チーム(ダブルス2チーム、シングル1チーム)の勝敗で争われます。

まずは、1回戦。本校1番手ダブルス先勝のあと、2番手シングルは相手に逆転を許し、1勝1敗。3番手ダブルス勝負になりました。1セット目、前の試合で相手に傾きかけた流れを立ち上がりにきっちりと切り、2セット目は劣勢の出だしであったものの我慢して逆転。2勝1敗で2回戦に進出しました。

 続いての試合。1・2番手で1勝1敗の後、再び3番手勝負になりました。しかし、善戦したものの、残念ながら敗退となりました。

選手の皆さんお疲れ様でした。そして、関東大会出場の夢を見させてくれてありがとう。

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劇的な勝利

4月20日(土)、ハンドボール部の関東大会県予選の1回戦。本校の対戦相手は久喜北陽高校。顧問に聞いたところ、勝敗はやってみないとわからないとのこと。

いざ試合開始。前半8対11のビハインドで折り返し、厳しい展開でした。後半も、ほとんどの時間、相手が3~4点リードしていて、上尾南は一時退場や、足をつった選手を出したりしながらも、何とか点数を離されずについていっているという状況でした。後半最後の1分を切った時も相手が1点リード。しかし、ここからが見せ場でした。相手のオフェンスのパスをスチールし、同点のシュート、さらに、残り5秒で逆転のシュート。まさに劇的な勝利でした。

勝因は、辛い時間にも諦めずに我慢してよく守りきったことだと思います。また、部活動の練習を終えて、後半から応援に駆けつけてくれたサッカー部の生徒の応援も選手の力になっていました。最後まであきらめてはいけないという「上尾南魂」。そして、「チームあげなん」による勝利でした。

選手の皆さん次の試合も頑張ってください。そして、上尾南高生、GW前後はたくさんの種目で関東大会予選等が行われます。時間のある人は応援に行き、仲間の力になってあげてください。

 

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